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【アマプラ映画】「Cast Away」観賞レビュー バレーボールを見るとニヤつく人生になってしまった

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今回の映画は「Cast Away」です。2000年にアメリカで製作された映画で、ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の作品です。

 

あらすじ

運送会社Fedexで働くチャック・ノーランドはマレーシアでおきたトラブルを解決するために恋人を残し出張することになります。彼が乗った貨物飛行機は何らかのトラブルに見舞われて海に落ちてしまいました。そして、彼は奇跡的に無人島に生きて流されるのです。しかし、物資も救護もないまま時が過ぎていきます。

 

あらすじはこんな感じです。以下では映画の場面を挙げながら考えたことを書いていくのでネタバレが嫌な方は注意してください!

 

ストーリーレビュー

チャックが可哀想で辛い

チャックの逆境に胸が痛くなってしまいます。愛する人をのこしておきながら、捜索の目が届く可能性が低い場所で、過酷な環境のもと生活することになったのです。

 

火を起こすのも、水を飲むのも、食べ物を得るのも全てに苦労が伴います。時には怪我をすることもあります。精神的な辛さ、環境的な辛さのダブルパンチで見ていて辛かったです。

 

荷物を開けちゃう

チャックと共に飛行機から落ちて海を彷徨って無人島に漂着した荷物達がいくつかあります。最初のうちはしっかりと集めてまとめておくのですが、しばらくすると余裕がなくなってしまい、何かサバイバルに役立つものはないかと開封し始めます

 

実はこれって危ない行動ですよね。今まで取っておいたお客さんの荷物を開封するということは、助からないかもしれないという思いが彼の中で強くなってきていると考えられるからです。人も物もない状況なので彼の精神状態は彼の生存に大きく関わります。

 

しかし、1つだけ羽のついた荷物だけは開封しませんでした。おそらく、開封してしまうと荷物を届けるという使命感が消えてしまう、彼にとっての帰るモチベーションの1つを失ってしまうからだと思いました。

 

開封した荷物達は、ボールやビデオテープ、スケート靴など一見サバイバルには役立たなさそうなもの達ですが、全ての荷物が彼の役に立ちます。流石に用途はないと思っていたビデオテープもしっかり活用されて、伏線がすっきり回収される感じが気持ちよかったです。

 

ウィルソンのバレーボール

チャックが開封した荷物の1つのウィルソン社のバレーボールですが、これはこの映画の1番のマスコットキャラクターであり、心が和む存在です。チャックが怪我をした時に苛立ってボールにチョップを繰り出します。そのあと、血がついた部分に目と鼻と口を書き込み、顔のようにします。

  

チャックは本能的にウィルソンのバレーボールに人格を見出します。人間は社会的な動物なので、ずっと一人でいるのが辛いのだと思います。

 

バレーボールと話して笑ったり怒ったりする姿は面白いですが、これも彼の無人島サバイバルに取っては重要な役割を果たしていました。

 

虫歯は通過儀礼

虫歯を無理やりひっこ抜いたところで時間軸が4年後へ進みます。ここの演出はとてもおしゃれだなと感じました。歯を自分の手で抜くという行為は、痛みを伴う通過儀礼のような意味合いがあるように感じます。

 

無人島での生活は試行錯誤の繰り返しでぎこちない部分が多くありましたが、彼は前向きに(たまに後ろ向きになることもあるけど)生き抜いていく土台部分がここで顕れたのだと思いました。

 

4年後のチャック

虫歯の後、4年後のチャックが描かれていきます。無人島のくらしも慣れて、ウィルソンとペラペラ親友のように会話をしています。教科書で見る原始人のような出で立ちで少し笑ってしまいました。映画を見ている私たちは一瞬で4年という時をスキップして見ていますが、その裏の数知れない苦しみの存在を想起してしまって申し訳なくもなってしまいます。

 

イカダに乗って脱出

無人島に漂着したてのチャックとは明らかに違った彼の様子が見て取れます。必死に波に乗りながらもどこか肝が座っている様子があります。迫りくる危機に息を飲みながら見てしまいました。

 

さよならエドワード

無人島脱出の時にイカダにくくりつけておいたはずのエドワードは取れてしまい、海のかなたへ流れて行ってしまいます。これまで生活を共にしてきたボールでとても悲しい別れでした。でも、帰還した際に新しいエドワード社のボールを買っていたのでエドワードはまた返ってくるのではないかなと思います。

 

恋人のケリーその後

チャックが事故に遭う前に結婚を匂わせていた女性も被害者の1人です。大切な恋人を失ってしまい、彼の遺体はなけれどお葬式まで行われてしまいました。チャックが無人島にいた4年の間に彼女の人生も大きく転換します。

 

周りの勧めもあり新しい人生を歩み出し、他の男性と結婚し娘を出産していました。そんな中チャックが生きていたと分かります。これは、嬉しくもつらい気持ちですよね。愛していたチャックが生きていた喜びと、チャックと一緒ではない人生を選んでしまった、もう子供もいて後戻りもできない悲しみ。複雑な気持ちでしょう。

 

2人は愛を告白し合いますが、一緒になれないのはわかっています。悲しみながらも受け入れ、別の道を進み始めます。大人ですね。天気の子だったら2人でどっかに行ってたと思います。

 

運命の人だったらいいね

彼の生存のモチベーションとしてずっと寄り添ってきた羽の書かれてある荷物の持ち主に出会います。作中ではその後のことは明かされませんが、彼は今来た道を戻って羽の荷物の女性と出会い、幸せになってくれればいいなと思わずには入れません。

 

無人島に流され、4年間も1人で生活し、帰還したと思えば恋人が他の人と結婚し母になっていたというどこまでも可哀想な待遇だったので、彼には幸せになってほしいです。いや、最後の表情を見るとこれから彼は幸せになることが確信できますね。

 

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